有福温泉オリジナルイベント~第2回珈琲サロン~


有福温泉にて再び珈琲サロンが開かれた

5月某日、我々の元に、1枚のチラシが届いた。

1月にコロチとエビスが開いた珈琲サロンが、再び有福温泉で行われるとのことである。

開催日の5月25日、我々はまた有福温泉に取材に向かった。

第2回珈琲サロン、その内容は

前回は「美味しい珈琲の淹れ方」をテーマとしたが、今回は「生産地ごとの特徴とその飲み比べ」をテーマとしており、二人は、完成したばかりのオリジナルブレンド珈琲を飲み比べてもらえると張り切っていた。

内容としては、エビスが珈琲に関する基礎知識を簡単に紹介し、珈琲の大きな生産地であるアフリカ、中南米、東南アジアについて、その特徴などを解説していく。その後、それぞれの地域の特徴を活かした珈琲を飲み比べるというものであった。

事前に、その違いの説明があった後、実際に味わってみるので、確かに違いがわかるのである。

あまり詳しくない我々も思わずなるほどと納得してしまった。

随時、感想を話し合うのだが、参加者の方も同様の感想をもったようだ。

普段の生活では飲み比べをする機会はなかなかないため、実際に比べてみると、香りや味の違いがよくわかった。

コロチの全力珈琲はスマトラを活かして土っぽさ木っぽさが特徴で、後味も苦味を残している。

エビスのいつもの珈琲は深い味わいがありつつも、中南米らしく飲みやすくなっている。

若女将の茶目っ気珈琲は苦味のなかにアフリカらしくフルーティーな風味が感じられた。

今回は「より満足して頂けるように、密なコミュニケーションをとりたい」と、定員を前回の10名から6名に減らしており、1歩踏み込んだ内容になっていたのではないだろうか。

珈琲サロンを終えて

我々はサロンを終えた二人に感想を伺った。

コロチ「エビス、ご苦労だったな。ほっとする時間が提供できたのではないか?」

エビス「そうですね。みなさんに楽しんで頂けたならうれしいです。珈琲に限ったことではありませんが、知識が選択の手助けになることはあると思います。今回ご紹介させていただいた3つの地域の個性を知っているかどうかで、珈琲選びも変わると思うので、今回の内容が皆様の珈琲選びの手助けになれば良いですね。」

コロチ「うむ。珈琲の魅力を伝えるだけでなく、楽しい空間を提供できたのではないかな。」

この様子は、べき論の動画でもぜひお楽しみいただきたい。