件の二人組、動く

年末、我々はこのようなチラシを入手した。

どうやらこのイベントは、先日取材した2人組、コロチとエビスが催すようだ。

そこで我々は当日、福有り珈琲時間に突撃した。

 

 

会場となる「よしのや」では、我々以外にも2社の新聞社が取材に訪れており、彼らは取材を受けていた。

そして、しばらくすると続々とマダムが集結し、開催時間には10人の定員がいっぱいになっていた。

主催者である「よしだや旅館」の若女将の挨拶から福有り珈琲時間は始まった。

福あり珈琲時間は、ドリップコーヒーの淹れ方デモ、ミネラルウォーター(金城の華)と水道水で淹れた珈琲の飲み比べがあり、最後に参加者本人もドリップするという内容で、和気藹々とした時間が流れていた。

参加者は、水だけでなく、淹れる人によっても味が変化することを楽しんでおり、誰もがエビス顔になっていた。

イベント終了後、我々は見送りを終えた2人に話を聞くことができた。

記者「お疲れ様でした。率直な感想をお伺いしてもよろしいですか?」

エビス「緊張しました。ひとまずは無事に終わってほっとしています。」

記者「あまり緊張されているようには見えなかったですが?」

エビス「いえいえ、挨拶しているときも、自分で手が震えてるなあと思ってました。でも、若女将やコロチさんとこれをやろうと話しているときに、目の前のことからやっていくしかないって言われたのを思い出して頑張りました。」

2人は、その後もインタビューに応じてくれた。

2人は、有福温泉という地名、この”福”とは、ほっと一息つき、心と体があったまることだと語った。

有福温泉は、良質な温泉はもちろん、山間のミニマムな温泉街特有のゆったりとした時の流れ、珈琲に適した水があり、ほっと一息つくには理想的な土地。

それ故に、オリジナルブレンドの作成など、珈琲に力を入れていきたいのだという。

近々、東京で珈琲セミナー巡りを予定しており、さらに満足してもらえるようにと意気込んでいた。

 

珈琲教室については、彼らのyoutubeチャンネル6話、7話でも触れているので要チェックだ。