有福温泉とは

今日は有福温泉について簡単にお話したいと思います。

そもそも有福温泉はどこに位置するのか？どんな場所なのか？

詳しいお話はまたしっかりとお話ししますが、今回はざっくりとお話しします。

有福温泉、この素敵な名前の街は島根県江津市に位置します。

島根県、近隣の地域以外の方から見ると、島根ってどこ？と言われる場所です。

言葉でいうなら、日本の中国地方にある広島県の上のあたりになります。

日本地図でいうとココです。

なかでも江津市は、1説には、交通網という点で東京から最も離れている場所と言われます。

江津市は島根県の西部、いわゆる石見地方と呼ばれる場所にあります。

石見神楽や石見焼（赤瓦）、石州和紙などが有名な地域です。

そんな江津市の主要な道路である国道9号線。海沿いのこの道からちょっと内陸に15分ほど車を走らせると、山に囲まれたV字谷にこのミニマムな温泉街はあります。

世間の喧騒から離れたV字谷にミニマムな温泉街がある。ゆるやかな時が流れる条件がそろっているように感じませんか。

古くから温泉町として知られる有福には、御前湯、皐月湯、弥生湯という3つの公衆浴場と三階旅館、よしだや旅館、わたずや旅館、ぬしや旅館など、歴史と伝統ある旅館が私たちを癒してくれます。

歴史と趣のある空気が流れる有福ですが、石段はその空気をより強くします。

毎日ではありませんが、夜になると、神楽殿で石見神楽を楽しむこともできます。

ざっくりとお話しすれば、これが有福温泉です。

他にもご紹介したいことや、温泉や各旅館をもっと掘り下げたいのですが、それはまた別の機会にしましょう。

私たちは、交通の便が良いとか、アミューズメント施設があるとか、レジャーに適しているとか、そんなことを言うつもりは毛頭ないのです。

私たちが言いたいことはこれだけです。

ゆるやかな時が流れる場所で素晴らしい温泉につかってほっとしませんか？ちょっと休憩しませんか？

そして、それこそが、有福温泉の魅力であると考えています。

どこか世俗離れした、ゆるやかな時が流れる場所で、ゆったり温泉につかったり、石見神楽にパワーをもらったり、珈琲でリラックスしたり、それが有福温泉の『福』なのではないか？

そう考えながら、私たちは今日も有福の『福』を味わっているのです。

そういえば、有福温泉の紹介でこんな動画もありましたね。