コロチという男

我々は数回に渡り、有福の2人組を取材してきた。
今後も彼らの動向を伝えていきたい。
しかし、その前に、彼らの人となりを伝えておこうと思う。
まずはコロチだ。
彼は大蛇の末裔という。


石見神楽の花形とされる演目大蛇の、あの大蛇である。
お腹が空くとイライラしはじめるのが、その血の名残らしい。
既報通り、彼はエビスとともに、有福温泉を元気にするために活動している。
普段はフリーランスのイベントクリエイターをしており、
取引先との打ち合わせなどが多いため、
基本的にはスーツで過ごしているという。

記者「なぜこのような活動を?」
コロチ「いいもの、素晴らしいものが失われていくのは寂しくないか?歴史や伝統のあるものならなおさらだ。私の直感が、この街をこのままにしておくわけにはいかないと言っているのだ。」
記者「なるほど。しかし、簡単なことではないですよね?」
コロチ「そうだな。衰退しつつある街を元気にする、というのは難しいことだ。しかし、難しいからと言って、あきらめていいものではない。それに、この街にはまだ可能性が残されていると、私は考えている。簡単ではないからこそ、やる価値があるのではないかな。」


記者「最後に一言いただけますか?」
コロチ「うむ。我々は情熱をもって取り組んでいる。しかし、記者君の言うように簡単なことではない。諸君、我々に力を貸してくれ!!」

彼らの活動の様子は”べき論”をご覧いただきたい。

また、彼らは現在、コロチのお面を購入するためにクラウドファンディングをしているという。詳しくはこちらのページをご覧いただきたい。https://readyfor.jp/projects/korochi-power-up