『べき論』公開より1周年
べき論1話公開から1年が経過した。
彼らも決して順調というわけではない。
むしろ苦戦していると言っていいだろう。
また彼ら自身、自覚しているということは、『べき論』22話にて彼ら自身が触れていることからも明らかだろう。
わかりやすく数字の話をしよう。
彼らが毎週日曜日18時youtubeに欠かさず投稿している『べき論』だが、閲覧数は100に満たないことが多い。登録者も50に満たない。
twitterに関しても、コロチのフォロワーが37名、エビスのフォロワーが36名である。
お世辞にも多くの人に愛されているとは言えないだろう。
我々も幾度となく彼らの近況を報じてきたが、あまり具体的な数値を示すことはなかった。それは、彼らへの忖度がなかったかと言われればウソになってしまうだろう。
ところが、中間発表の際に自ら触れていることなどを聞いてみると、そうしたネガティブな数値を表に出すことは問題ないという。我々としては、ネガティブな数値をさらけだすことを嫌がるのは、当然だと考えていたため、少なからず衝撃を受けた。そこで、その際のインタビューをご紹介したい。
記者「22話では、ネガティブな数値に関して、自ら触れられています。例えば、どんな活動をしたか、ということだけ触れることもできたように思うのですが、なぜ自らネガティブな話をしたのでしょうか。」
コロチ「本当のことだからな。偽る必要はないだろう。」
エビス「もちろん出来れば良い印象を持ってほしいという気持ちはありますよ。しかし、成功しました、順調です、って言えるほどの実績はないですし、そういう発信の仕方は我々としては合わないかなと考えています。七転八倒している姿を見ていただいて、面白がってもらえれば良いなという感じですね。」
コロチ「おい、七転八倒だと最終的に転んでいるじゃないか。」
記者「では七転び八起きということで。」
エビス「七転八倒は言いすぎでしたね。まあ、もがいている感じを楽しんで頂ければいいですね。リアルタイムで、有福温泉も我々も成長しているところを面白がっていただくと良いのかなと思っています。ですから、数字がネガティブでも現状として皆様に知っていただくことも必要だと考えています。」
コロチ「我々は優れた才があるわけでも、財があるわけでもない。あきらめず、もがくしかないからな。」
記者「俺たちはすごいぞ。と発信するのではなく、試行錯誤の過程も見せるということですね。」
コロチ「オレはすごいがな。」
エビス「そうですね。いろんな戦い方があるぞって知ってもらうこともできますし、同じような地域のかたに、この方法だとこんな壁がありますよ、と知ってもらえるかもしれないですから。我々は、有福を元気にしたいですが、動画を通して、見て頂いてる方にも、ちょっとでも楽しんでもらったり、ちょっとでも元気になってもらったりして頂きたいとも思っています。ですから、壁にあたるとか、壁を越えられないとか、出来れば壁を超えるとか、そういうところをちゃんと見てもらって、何かしら糧にしてもらえればいいと考えています。」
記者「なるほど。だから、ネガティブな情報だろうとオープンであるということですね。今後は我々もそのあたりもしっかり伝えていきたいと思います。」
エビス「ありがとうございます。出来ればポジティブな情報がお届けできるように努力しています。」
コロチ「…オレはすごいがな…」
エビス「コロチさんがすごいのはさておき、現状の数をきちんと表に出すということについては、現状の数が少ないからこそ、現在応援頂いている方に、より感謝したいということもありますね。」
コロチ「うむ、メチャクチャ感謝だな。」
記者「なるほど。確かに、例えばチャンネル登録者30名と聞くと少ないように感じますが、実際、30名の応援者がいるというのは心強いですね。」
エビス「そうですね。正直、これが0なら続けていくモチベーションが保てないかもしれません。少ないとはいえ、少しずつ増えてきているというのはありがたいですよね。特に、初期から応援頂いている方には感謝しかないですね。ですので、途中から応援頂いても面白がってもらいたいですが、やはり初期から応援頂いている方により楽しんで頂けるように、一緒に成長している感が伝われると良いかのかなと考えています。」
コロチ「諸君が「オレは有福温泉がこんなに元気のなかった頃から応援してたんだぞ」と自慢できるくらい頑張っていくぞ。」
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