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2019年秋、有福温泉、夜明けの気配

2019年秋、有福温泉、夜明けの気配

何やら有福温泉の動きが活発になっているようだ、という情報を得た我々は

コロチとエビスに話を聞くことにした。

 

記者「最近、有福温泉で少し動きがあると伺いました。」

エビス「今学期から、江津のある高校の1クラス(40名程度)が、有福温泉を舞台に活動することが決定したそうです。すでに、地元の方のお話を伺う等、動いているようですね。」

コロチ「うむ。有福温泉を訪れ、自分の目で見て、課題や可能性を探っているようだぞ。有福温泉に若い力が入って喜ばしいことだな。」

記者「先日の動画では石見地域の地域あそびイベント「いわみん」に有福温泉から2プログラム開催されるというお話もされていましたね。」

エビス「そうですね。有福珈琲のドリップ体験に関しては10月25日に1回目が開催され6人が参加し、有福のゆったりとした時間を楽しまれました。12月1日には2回目が開かれます。また、同日12月1日には福泉寺さんでもプログラムが開かれます。」

コロチ「福泉寺のプログラムは9時30分から12時30分。有福珈琲は13時から15時。ということは、朝に福泉寺、そのあと有福珈琲を楽しみ、温泉に浸かり、福泉寺の夜のプログラムに参加すると、1日中有福温泉を楽しむことが出来るな。まあ、我々は有福温泉のプログラムについて話をしているが、石見地域も有福温泉も元気になっていくと良いな。」

 

エビス「珈琲のプログラムについては、ありがたいことに2回目も満席になりました。」

記者「そういえば、どうしても伝えたい情報があるそうですね。」

エビス「そうですね。有福温泉の歴史ある三階旅館さんで温泉に浸かれるようになったそうです。」

コロチ「三階旅館さんといえば、かつては殿さまのお忍び宿として使われた歴史ある旅館で、木造三階建ての趣のある旅館だぞ。しかし、諸事情により、温泉はひかれておらず、外湯をご案内していたのだ。しかし、このたび、10月より、三階旅館でも有福のお湯に浸かれるようになったそうだ。オレも近いうちに浸かりたいと考えているぞ!」

彼らへの取材後、新たなニュースが飛び込んでた。

清掃滅菌作業の実施のため、御前湯は令和元年11/19~11/21の3日間、さつき湯は11/27~11/28の2日間、休館となるようだ。

これは「公衆浴場における水質基準などに関する指針」により定期的に行うよう定められている事柄であり、レジオネラ菌などの発生を防ぐ重要な作業である。

また、やよい湯については2月の実施を予定しているという。

実施時期については、諸君の不便を最小限に抑えるために、利用頻度の少ない日程をチョイスしたとのことだ。

彼らが言うには、このほかにもいくつか動きがあり、公表できるようになったら随時お知らせをしていくという。

少しずつではあるが、有福温泉が面白くなってくる、そんな気配を感じる秋である。