『べき論』という活動
二人が活動を始めるときの話である。
その始まりはこう記されている。
有福温泉が寂しくなった。
ポテンシャルはあるのにそれを活かせていないことがもったいない。
男はそう思った。
有福温泉を元気にする決意をした男は
まずはじめにもう一人の男に声をかけた。
(航福日誌『有福スタイルプロジェクト始動』より)
これは男(K)がもう一人の男(H)に声を掛けたときの話である。
KがHに声を掛けたとき、KはHに1枚の紙を見せた。
そこには大蛇の面をかぶったスーツの男の姿があった。
K「今の有福温泉に不足しているのは、企画する人と情報発信だと思います。まずは情報発信からできればと考えているのですが、私たちが出てもインパクトがない。そこで、こうした外見でYouTubeで発信できればと考えています。」
H「面白い。やろう。」
そうして二人は動画を作り始めた。
その動画では二人の活動を中心に有福温泉の情報が発信されている。
現在も不定期ではあるが動画がアップされており、リノベーションの様子などを見ることができる。
この動画は『べき論』というチャンネルから発信されている。
『べき論』の由来はコロチ氏がこう語っている。
コロチ「我々の『べき論』とは、他人に押し付けるbekironではなく、自らに課すvekironなのだ。それは義務ではない。言うなればstyleだな。」
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