有福スタイルプロジェクトとは

男たちは有福温泉のもつ独特の魅力を『有福時間』と称し、

その『有福時間』を楽しむための、あるいは研究するための

有福温泉の基地が必要だと考えた。

そして有福スタイルプロジェクトがはじまる。

有福時間を楽しむための基地、有福時間を研究するためのラボ、

そうした容れ物をつくり、そうした居場所をつくる。

それが有福スタイルプロジェクトだ。

そのために有福温泉のある建物の改装を計画しているという。

その場所では、温泉に浸かった後にゆっくりできるという。

その場所では、おいしいコーヒーでホッとできるという。

その場所では、自分の好きなことに没頭できるという。

その場所では・・・

そんな場所になるのだという。

その場所では、自分が自分でいていいという。

それは果たして、

イベントスペースというのか

カフェというのか

コミュニティスペースというのか

何と呼ぶべきなのか、

それは二人にもまだわからないのだった。